Amazon Q Apps でプライベート共有が可能となりました
こんにちは、森田です。
以下のアップデートで Amazon Q Apps でプライベート共有が可能となりました。
従来までは、Amazon Q Apps は組織内全体で共有は可能でしたが、特定のユーザに対して共有することはできませんでした。
今回のプライベート共有では、特定のユーザに対してのみ Amazon Q Apps を共有することが可能となります。
本記事では、実際に Amazon Q Apps を作成して、プライベート共有を行なってみます。
やってみた
前提条件
Amazon Q Business でアプリケーションは作成済みとします。
また、共有確認を行うため、3ユーザ作成済みとします。
Amazon Q Apps を作成する
Web experience URL にアクセスします。
Amazon Q Apps Creator
を使って Amazon Q Apps を作成します。
以下のように、テキスト要約アプリを作成します。
Amazon Q Apps を共有
Amazon Q Apps を作成後、右上のShare
から共有設定を行います。
Add by email address
に共有先のメールアドレスを入力します。
他のユーザのメールアドレスを入力しましたが、以下のように共有できませんでした。
理由としては、他のユーザが Amazon Q にアクセスしていないとエラーになるようでした。
再度共有先のユーザでサインインを行った後で、メールアドレスを入力すると以下のようにエラーは発生しませんでした。
共有先のユーザで Amazon Q Apps を確認
では、共有先のユーザでサインインして、Amazon Q Apps を確認します。
サインインすると問題なく Amazon Q Apps が確認できました。
共有設定を確認しましたが、以下のように共有先のユーザもOwner
となっていました。
そのため、Amazon Q Apps でプライベート共有を行うと共同管理者として利用できるようでした。
さいごに
直近で Amazon Q のアップデートが多く行われており、便利になっています。
ぜひ、みなさんも使ってみてください。